Nameless heart
 
PSOとかPSUとか好きな名無しの脚色された虚構の日々
 


日常について

弟がやって来た

昨夜、久しぶりに弟が訪ねてきた。

弟「もしもし俺だけど。何か食べたい物とかある?」
俺「いや、今日は飲み会帰りだから怠いし腹一杯だ」

と、事前にやり取りがあった訳なんだが、奴はいらんというのに割けるチーズなどを買って来やがった。
何か?おつまみですか?飲み会に顔を出して疲れたっちゅーのに割けるチーズなんですか?貴様は電話のやり取りは何だったちゅーねん。普通サッパリしたジュースとかデザートとかその辺を買ってくるだろうと。
でも割けるチーズ。良いセンスだ弟よ。

いやね?キッチリ貰いましたけど。今朝の朝ご飯の代わりに食いましたけど。おまけにアイスも貰ったので食後のデザートと洒落込みましたけど。

そんな弟は車のDラーで板金の仕事をしとるんですが、仕事柄塗料やシンナーに触れない日はないわけで、手を見るとがさがさでひび割れて爪の間にも全部洗っても絶対に落ちないほどの塗料が付着しているほどで、勿論毎日仕事帰りにも嫌って程手は洗っているらしく、決して不衛生ではないんだけど見た目には50~60歳の浮…ホームレ…段ボールピープルの方のような手をしているんですよ。

そんな洗っても洗っても決して綺麗にはならない手を持つ弟なんですが、前にコンビニで買い物をした時、店員の若いおねぃちゃんの店員がお釣りを返すときに、さわりたくない余りかお釣りを叩き付けるように返して寄越したときはショックだったようです。

俺は幾らバイトであろうとお金を払って物を買ってくれるお客様に対して、幾ら生理的嫌悪感を感じたからと言ってそれを態度に出してお客様を不愉快にさせるような態度をとるような店員だったら、さすがにムカついて血が上って店長なり責任者なりを呼んで怒鳴ったかも知れませんが、弟は汚れてる自分の手が悪いんだからとグッと我慢して何も言わなかったそうです。

でも弟だってまだ21歳の健全な男の子です。
同年代の女性からそういう態度をとられて傷つかなかったはずがないと思うんですが、俺はそれを聞いて気の利いた言葉一つもかけてやれませんでした。
きっと悔しかっただろうになぁ…。
聞いてる俺の方が悔しくて泣きそうになったけど、弟が我慢したんだから泣くわけには行かない。

ご馳走様。チーズとアイス美味かったよ。
無責任なようだけど真面目に生きていれば、きっと良いこともあるさ…多分。
昨日、一緒に持ってきた壊れたエンジンのからばらしたピストン、どうしろって言うのかな?オブジェ?部屋に飾れと?
ん?今度は俺と同じ車のピストンを持ってきてくれるってか?嬉しいね…マジマジ。


閑話休題。

俺が昨日出ていた飲み会は、職場の中の更に同じ職種の人間による集まりでの送別会だったんですが、こっちはこっちでまた凹む事もありましたが、いつものことです。
平たく言うと居なくなる同期に、
「来年はお前が周りの係員の中で歳も経験も一番上なんだから、お前が先頭に立って引っ張っていってやらないとダメなんだぞ?」
と言われちまったことですね。
俺だって重々承知してるし、勿論期待に応えたいんですが…。
この場合の先頭に立つというのは仕事…もありますがなによりも、その他飲み会の幹事やら人間関係への気配りやらそっちのことを指していると思われるんですが…俺、酒は嫌いじゃないけど迂闊に飲むことが出来ない上に煙草もやりませんから、する事がない飲み会ってただ苦痛で、かといってあまり湿気た顔してるのもなんですから一次会の途中とかで帰っちゃってたんですよね。
でも同期が言いたいのは、お前が飲み会でも準備からなにから先導して、金勘定やら二次会三次会のセッティングやらそういう事して若いヤツを助けてやれって云う事なんでしょうけど…。
いやね?俺も新人の頃から今まで沢山先輩達のそういう見えない苦労のお陰で色々助けられてきたと思うんですよ。だからその恩は後輩達に同じ事をしてやる事で報いるべきだって事も分かるんですけど…やっぱり精神的に抵抗を感じてきついんですよね…。
かといって何もしないで居れば、更に周囲の私への勘定は悪くなるんでしょうし…。
振り切れない断ち切れないしがらみって、やっかいなものですねホント。

泣いても笑っても4月からはそんな筆頭ヒラみたいな位置に納まってしまうので、イヤだって言う態度を表に出さないように、医者から貰った精神安定剤でも飲んで頑張ります…エエ。
ガンバレって言われるのは嫌いですけど、頑張らなきゃ行けないのはよーく判っているつもりですしね。
受けた恩は、少しづつでも返して行かなくては。

結局は幾ら自分が鬱になって病気だって言うような体裁でも、世間的にはただの甘えでしかなく、ふざけんなって事なんですよね。

鬱になってから色々嫌な物が出来ました。

周囲の無理解が嫌だ、暖かい励ましが嫌だ、可哀相な物を見るような同情が嫌だ、自分が居なくても何も変わらない世界が嫌だ、独りが嫌だ、沢山の人の中が嫌だ、寂しいのが嫌だ、幸せそうなのが嫌だ。
自分でも理屈が良く分からない色々な嫌いなもの。

だけど何より、こんな風にしか考えられず、誰の期待にも応えられていない自分自身が一番嫌だ。



3月26日(土) | トラックバック(0) | コメント(0) | 日常について | 管理

春眠暁を覚えず?

3連休も終わり、
次の連休はゴールデンウィークですね。
いよいよ今年度も残すところ10日余りですか…。
毎年毎年、歳をとる事に時間の流れが加速していますね、ホント。

若い頃は1日1日が長く感じられ、早く大人になりたいと思っていたものですが、今となっては何だか歳ばかり無駄に経て、中味はたいして成長していないので、ただそれなりの年令になればただそれだけで大人と思い込んでいたガキの頃を思うと、ただただ赤面したくなるほど青かったんだなぁ、と。
そんな事を言っている今でも、まだまだケツの青い、世間知らずの若僧ですが。


そんな時期ですから、いつの間にやら世間様では卒業式シーズンも過ぎ去り、もうじきサクラサク春へといった時期へと差しかかっていました。

自分の身近には卒業にかかわる人は居ませんでしたが、職場では息子や娘さんが卒業という人もそれなりにいて、そこで初めて「あぁ、そういう時期なんだな」と、我ながら季節感のない日々を送っています。

そんな季節感のない僕でも、春っていうのは眠いものです。
毎年3月4月は、きっちり6時間寝たとしても、連日ひたすらに眠気とかが断続的に襲ってきている気がします。
例の神殿たまご狩り周回も、たった一週目で壁に向かって走りだしたりしてますよ。
難易度ノーマルで回っていることが多いので、幸い死んだりはしていませんけどね。
ただ単にPSOのやり過ぎで寝不足だからじゃないの?とか、そこ言わない。

春になれば色々とアレっぽい人とかも出てくると昔から言われていますが、なにか人間を狂わせるなにかがあるんでしょうかね。
皆さんはどう感じていますか?春。

僕は季節で言えば、晩夏から初冬にかけてがいちばん好きなんですよ。
毎年こんな感じになる春は、ちょっとばかり苦手ですね。



3月22日(火) | トラックバック(0) | コメント(0) | 日常について | 管理

職場の中での人付き合いと云ふ物

毎年この時期になるとやってくる、
よほどの用事がない限りは欠席など許されない飲み会。
その名を歓送迎会と言います。

当然、職場の中での人と人とのお付き合いですから、
意志疎通の上でも重要なイベントの一つである思っています。

ですが私は前述の通り、一度ドロップアウトしておきながら
おめおめと舞い戻った微妙な存在です。
当然、同僚の中には私が休んだせいでその分の仕事が上乗せされたり、
復帰後もすぐに元通りとは行かないことから、
事務手続き上、病気と云う事にはなっていても
口には出さずとも私に対して良くない感情の一つや二つ
抱いている人が居て当たり前だと思います。

そんな私は上司から治るまで自粛するようにと言われている事もあり、
普段の飲み会へは参加せず、遠方からの面識のある方が来客した時くらいに
一次会の途中まで顔を出す程度です。

しかし歓送迎会ともなると、幾ら世間知らずの私でも
せめて二次会位まではお付き合いしようと思うわけです。
そういう訳で、今晩は職場の送別会に行ってきました。

私は煙草の煙が大の苦手でありまして、
更に服用している薬の副作用の兼ね合いなどから
アルコールも摂取できません。

以前にそこら辺の認識が甘かった時がありまして、
本来それほど弱いという訳ではなかったハズの私ですが、
飲み会で以前通りの普通のペースでお酒を飲んだことがありました。
その時は解散して家路に着いたところまでは鮮明に記憶にあるのですが、
何故か途中で記憶が飛び、次に意識を取り戻したときは
なぜか次の日の朝になっていて、解散し後にしたはずの街の路上に突っ立っていました。
そしてかろうじてサイフは残っていた物の、現金がすっかり無くなっていました。
正直途方に暮れましたが、そんな時間に銀行なんて開いていませんから、
クレジットカードでキャッシングをして家に帰りました。

幸い、現金が無くなっただけで身体に異常が無かったのが救いでしたが、
いきなり立ちつくしているところでで意識が戻るなど初めての経験で、
かなり怖い出来事だったので、それ以来自宅以外の場所では
アルコールは一滴も口にすまいと決めました。

話が逸れましたが、つまりそういうわけで、
今日はお酒も煙草も飲まない飲めない5時間ほどの送別会に出てきました。

さすがに飲めない以上は食べる以外することも無く、
一通り料理に手を付けてしまうと、時間はまだまだたっぷりです。
周囲ではアルコールが回り始めた皆が思い思いに話をしています。

思い切って近くの話に首を突っ込みますが、
何故か私が口を挟むと空気や皆の口が重くなります。
私もそれが分からないほどは鈍くないつもりなので、
そうなってしまうと困ってしまいます。
すごすごと引き下がり、ウーロン茶を飲みながら残り物に手を付けるだけです。

隣では歳近い同僚達が、携帯で子供の画像を見せあいしています。
私は独身ですから、そうやって見せる事の出来る画像なんてありません。
なので「おー可愛いね~」と云う事しか出来ず、その後が続きませんでした。
やっぱり空気が白けています。厳しいなぁ。

そりゃあみんながみんなから好かれていない事は承知していますが、
やっぱり理性で納得しようとしても、感情はごまかせません。

自分の中にそうなる原因も解決する答えもあるんでしょうが、
今の私では、少なくともまだ自力でそこには到ることが出来ないようです。

うーん、愚痴愚痴と書いてしまってなんかグダグダですね。
明日からはもっと明るく行くことにします。

やっぱりもっと自分から敷居を取り払って、
多少引かれようともドンドン話をするべきですよね。
それでもダメなら仕方ありません(笑)。
元々色々と話をするのは嫌いではなかったですから。
あの頃の自分を取り戻せるよう頑張ります。



3月17日(木) | トラックバック(0) | コメント(0) | 日常について | 管理


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