来年度の予算編成と少子化対策とニートやおたく【前編】 |
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| 来年度の予算編成と少子化対策とニートやおたく
8月31日に各省庁から提出される次年度概算要求の締め切りらしい。 何ともタイミングの悪いことに、衆議院選挙の告示翌日という日程で、選挙の結果次第では白紙撤回される可能性もあるようだ。
まぁ自民が勝つにせよ民主が勝つにせよ、概算は概算であるのだからここから要らない物は減らしてと言った作業はどちらにしても必要なわけではあるが、民主が勝った場合は、さらに大規模な見直しは避けられないと言う予想もされているわけだね。
で、すでに出されている概算要求で目に付いた言葉が「少子化対策」。
直接の管轄官庁の厚生労働省では、児童手当や保育サービスの充実、仕事と家庭の両立支援等に約1.1兆円を要求したのを始め、国土交通省3919億円、内閣府2億円、経済産業省26億円など、各省とも少子化対策関連予算がブームのようだ。
ちなみに要求された一般会計の総額は85兆2700億円というから、厚生労働省の少子化関連予算だけでもかなりの額である。
だが、甘い。 確かに今幼い子供を抱えた家庭への支援や育児と仕事の両立に向けた体制作りに向けた要求は必要なものであるだろうが、予想よりも2年早く人口が減少に転じる可能性のある今年になってから金をクレクレなどと言うのは、ぶっちゃけ遅いと言わざるを得ない。
そんな場当たり的というかすでに直面した問題にばかりに対症療法的に対処するばかりでは、長期的な視野に立った真の意味での少子化対策などは出来ない!!
~後編へつづく~
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9月1日(木) | トラックバック(0) | コメント(0) | その他 | 管理
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