Nameless heart
 
PSOとかPSUとか好きな名無しの脚色された虚構の日々
 


次世代DVD、仁義無き戦い

次世代DVD規格であるソニー主導のブルーレイと、日立主導のHD-DVD。

一時期は消費者の混乱を避けたりする事を目標に二つとなってしまった規格の統一を図る動きもあったが、やっぱりというか予想通りというか案の上というか、ここに来て決裂は決定的になったようだ。
まぁ以前から予想されていたことではあるが…この不景気に、振り回される消費者にとっては良い迷惑である。

録再プレーヤーの価格が、ブルーレイが30万円前後で発売されていて、HD-DVDは発売こそまだな物の10万円程度を予定しているようなコメントを出していた
。記録容量については前者は一層最大50GBで後者が30GB。
メディアの容量あたり単価がどうなるかなどと言うことも解らないと、正確なコストの比較は出来ないかな。


さて、一部マスコミなどではVHS vs β-MAX抗争の再来と言われているけど、そのときにとは違って今回は両陣営とも他のメーカーや映画などのコンテンツ産業を引き込んで友情努力勝利を合い言葉に、オラが規格が日本・・いや世界一ィィィ!!と、暑苦しい戦いを繰り広げることになりそうだ。

俺としてはさっさとお手ごろ価格でPC用のハードとメディアが普及してくれればどっちでも良いとか思ったり。

まぁ現状としてはプレステ3に採用されることが決まっていたり、国内での参入メーカー数の多いブルーレイが一歩先んじていて、コンテンツ的には洋画関連の会社を多く抱えて居るように思えるHD-DVDが有利に思えるが、コンテンツ供給に巨人ディズニーを擁するブルーレイも侮れまい。

ハードそのものに関しては現在の発表だけではなく、将来的にシーソーが傾いたりすると反対側の陣営にも参入して発売する可能性があることから、現段階ではまだ先は読めないかなぁと言ったところだろうか。

実際、ドライブの単価、メディアの単価、映像録画用プレイヤーの価格、発売されるソフトなど色々な要素が絡んでくるだろうから本当に解らない。

メディアの大きさも現在のDVD、CDサイズと同じだし…収納性なんかはどっこいだよね。
最終的に同じコストで並ぶなら、容量の多いブルーレイに傾くような気はするけど、スタートダッシュで価格を抑えてどれだけ相手に先んじて数を出せるか、ドコまで価格を抑えられるかが要になるだろうか。

結局規格が統一できないことで、選択しきれないとなると買い渋りも発生するだろうから、最終的な勝者が解るのは、かなり先になるのかもしれない。

ビデオ規格抗争のときは多数の仲間を得たVHSが勝ち、デジタル音楽録音媒体ではコンパクトで使い勝手の良いMDが生き残ってきたが、今度は方式こそ違う物の似通った特徴のものとなるが、何が鍵となってどちらが生き残るだろうか?



8月31日(水) | トラックバック(0) | コメント(0) | 趣味全般 | 管理

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