Nameless heart
 
PSOとかPSUとか好きな名無しの脚色された虚構の日々
 


2005年3月17日を表示

職場の中での人付き合いと云ふ物

毎年この時期になるとやってくる、
よほどの用事がない限りは欠席など許されない飲み会。
その名を歓送迎会と言います。

当然、職場の中での人と人とのお付き合いですから、
意志疎通の上でも重要なイベントの一つである思っています。

ですが私は前述の通り、一度ドロップアウトしておきながら
おめおめと舞い戻った微妙な存在です。
当然、同僚の中には私が休んだせいでその分の仕事が上乗せされたり、
復帰後もすぐに元通りとは行かないことから、
事務手続き上、病気と云う事にはなっていても
口には出さずとも私に対して良くない感情の一つや二つ
抱いている人が居て当たり前だと思います。

そんな私は上司から治るまで自粛するようにと言われている事もあり、
普段の飲み会へは参加せず、遠方からの面識のある方が来客した時くらいに
一次会の途中まで顔を出す程度です。

しかし歓送迎会ともなると、幾ら世間知らずの私でも
せめて二次会位まではお付き合いしようと思うわけです。
そういう訳で、今晩は職場の送別会に行ってきました。

私は煙草の煙が大の苦手でありまして、
更に服用している薬の副作用の兼ね合いなどから
アルコールも摂取できません。

以前にそこら辺の認識が甘かった時がありまして、
本来それほど弱いという訳ではなかったハズの私ですが、
飲み会で以前通りの普通のペースでお酒を飲んだことがありました。
その時は解散して家路に着いたところまでは鮮明に記憶にあるのですが、
何故か途中で記憶が飛び、次に意識を取り戻したときは
なぜか次の日の朝になっていて、解散し後にしたはずの街の路上に突っ立っていました。
そしてかろうじてサイフは残っていた物の、現金がすっかり無くなっていました。
正直途方に暮れましたが、そんな時間に銀行なんて開いていませんから、
クレジットカードでキャッシングをして家に帰りました。

幸い、現金が無くなっただけで身体に異常が無かったのが救いでしたが、
いきなり立ちつくしているところでで意識が戻るなど初めての経験で、
かなり怖い出来事だったので、それ以来自宅以外の場所では
アルコールは一滴も口にすまいと決めました。

話が逸れましたが、つまりそういうわけで、
今日はお酒も煙草も飲まない飲めない5時間ほどの送別会に出てきました。

さすがに飲めない以上は食べる以外することも無く、
一通り料理に手を付けてしまうと、時間はまだまだたっぷりです。
周囲ではアルコールが回り始めた皆が思い思いに話をしています。

思い切って近くの話に首を突っ込みますが、
何故か私が口を挟むと空気や皆の口が重くなります。
私もそれが分からないほどは鈍くないつもりなので、
そうなってしまうと困ってしまいます。
すごすごと引き下がり、ウーロン茶を飲みながら残り物に手を付けるだけです。

隣では歳近い同僚達が、携帯で子供の画像を見せあいしています。
私は独身ですから、そうやって見せる事の出来る画像なんてありません。
なので「おー可愛いね~」と云う事しか出来ず、その後が続きませんでした。
やっぱり空気が白けています。厳しいなぁ。

そりゃあみんながみんなから好かれていない事は承知していますが、
やっぱり理性で納得しようとしても、感情はごまかせません。

自分の中にそうなる原因も解決する答えもあるんでしょうが、
今の私では、少なくともまだ自力でそこには到ることが出来ないようです。

うーん、愚痴愚痴と書いてしまってなんかグダグダですね。
明日からはもっと明るく行くことにします。

やっぱりもっと自分から敷居を取り払って、
多少引かれようともドンドン話をするべきですよね。
それでもダメなら仕方ありません(笑)。
元々色々と話をするのは嫌いではなかったですから。
あの頃の自分を取り戻せるよう頑張ります。



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